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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

クマさん対話ロボ、ここくま君

 NTTドコモで、コミュニケーションパート

ナー「ここくま」君というのを発売するそう

ですね。

 

kuma.idc.nttdocomo.co.jp

 

 商標のほうも、すでに登録5877301と、

登録5877358となっています。

 

f:id:oukajinsugawa:20170123114434j:plain

 

 価格は税別3万4800円で、サービス

利用料が月1980円かかるそうで、スマホ

などと同じように、通信料で稼ぐシステムの

ようです。

 

 どんなことができるのか見てみると、携帯

通信網を利用し、離れて暮らすおじいちゃん、

おばあちゃんと、孫がメッセージでやり取り

できるそうで、人感センサも搭載し、近づくと

話しかけたり、呼びかけたりするそうで、

メッセージは再生ボタンを押すと再生でき、

メッセージが再生されているかどうかの

見守りの役目もするそうです。

 

 どんな技術を使っているのか見てみると、

たとえば、特開2016-071192や特開2016-

076007「対話装置および対話方法」などが

あり、以下となっています。

 

【課題】

 適切なタイミングでシステムとユーザ間の

対話を開始することが可能な対話装置および

対話方法を提供する。

 

f:id:oukajinsugawa:20170123114513j:plain

 

 今回の表示部分というか音声発生部分は

ここくま君になるわけですが、一番の課題は、

 

「ユーザが対話装置の近くで発話したからと

いって、ユーザが対話装置と対話しようとする

意思(対話意思)を有しているとは限らない。

そのため、ユーザが対話意思を有していない

にもかかわらず、ユーザの発話が対話装置へ

の話しかけであると判断し、対話装置が誤った

タイミングで対話を開始してしまうおそれが

ある。」

 

ということですので、

 

「本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもの

であり、適切なタイミングでユーザとの対話を

開始することが可能な対話装置および対話

方法を提供することを目的とする。」

 

ということで、

 

「ユーザとの対話を開始するタイミングを検出

するための複数の検出モードを実行可能に

構成された検出部と、対話装置からユーザへ

伝達すべき情報の有無に応じて、検出部の

検出モードを切り替える切替部と、を備え」、

 

「第1の検出モードでは、検出部が、ユーザの

音声中の所定のキーワード、ユーザの所定の

動作、ユーザの対話装置への接触、の少なく

とも1つを検出することによって、ユーザの対話

意思を検出してもよい。これにより、たとえば、

ユーザの音声発話による対話装置への呼び

かけ、ユーザの動作(ジェスチャー)、または

対話装置へのユーザの接触行為などを契機

として、対話を開始することができ」

 

「第2の検出モードでは、検出部が、カメラ画像

によって検出されるユーザの存在、人感センサ

によって検出されるユーザの存在、対話装置

以外の装置のユーザ操作によって検出される

ユーザの存在、時刻および照度に基づいて

推論されるユーザの存在、の少なくとも1つを

検出することによって、ユーザの対話意思を

検出し且つユーザが対話装置から所定範囲

内に位置することを検出してもよい。これに

より、ユーザの存在を明確に検出して、より

適切なタイミングでユーザとの対話を開始

することができる。」

 

そうですよ。

 

 最近、このような遠隔対話ロボや、至近距離

での対応ロボなど花盛りですが、ドコモさんの

「ここくま」君、果たして売れるのやいかに??