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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

健康を指先で診る

 今回も、案内が来ていた、「国立研究開発

法人科学技術振興機構JST)が主催する

「新技術説明会」」の話です。

 

 和歌山大学の鈴木新先生は、指先から取得

される脈波を用いて様々な生体・健康状態を

評価する研究をしているそうで、評価項目は、

血圧、血管、ストレスなどが考えられるそうです。

 

https://shingi.jst.go.jp/kobetsu/cictokyo/2016_cictokyo_b/tech_property.html#pbBlock28761

 

 どんな技術か調べると、特開2015-66160

「脈波検出装置  」というもので、ブラザー

工業さんと、共同研究をしているようです。

 

【課題】

 脈波の検出精度が低下する可能性を低減

する脈波検出装置を提供する。

 

【解決手段】

 脈波検出装置1は、透光板21、受光部2

23、及び圧力センサ24を備えている。

透光板21は、第一面211と第一面211の

反対側の第二面212とを有する。受光部

223は、透光板21に対して第一面211

から第二面212に向かう第一方向側に

配置される。圧力センサ24は、受光部

223の第一方向側に配置される。圧力

センサ24は、第二面212から第一面211に

向かう第二方向側からの圧力を示す圧力

信号を出力する。脈波検出装置1のCPUは、

受光部223によって受光された光に基づき、

脈波を検出する。CPUは、圧力センサ24

から出力された圧力信号に基づき、圧力が

所定範囲内であるか否かを判断し、判断

結果を報知する。

 

 ということで、技術的には以下のような

ものだそうです。

 

 脈波情報計測装置は、透光板、LED、

及びフォトトランジスタを備えている。

透光板は、ユーザの指が押し当てられる

外側表面を備えている。フォトトランジスタ

LEDは、透光板の外側表面側とは反対側

に配置されている。ユーザの指が透光板の

外側表面に押し当てられた状態において

LEDが光を照射すると、光は指の血管に

到達する。血管に到達した光は、血液中の

ヘモグロビンによって一部が吸収され、

一部が反射又は透過する。指の血流量は、

脈拍に合わせて変化する。血流量が変化

すると、ヘモグロビンの量が変化するので、

反射光の強度が変化する。例えば、血流量が

多いと、ヘモグロビンが多くなり、ヘモグロ

ビンに吸収される光が多くなることが考え

られる。よって、反射光の強度が小さくなる。

一方、血流量が少ないと、ヘモグロビン

量が少なくなり、ヘモグロビンに吸収され

る光が少なくなることが考えらえる。よって、

反射光の強度が大きくなる。脈波情報計測

装置は、フォトトランジスタによって受光

される反射光の強度の変化を検出して、

脈拍数などを計測する。

 

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 そのうちブラザー工業さんから、

このような脈波検出装置が出てくる

のでしょうか?