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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

特許検索海外編 17 ReoGoを、espacenetとPatentscopeで調べてみよう

 帝人ファーマさんで、「上肢麻痺のリハ

ビリロボットReoGo-J」を上市するそう

ですね。

 

http://www.teijin-pharma.co.jp/information/2016/20161104.html

 

 すでに発売の、下肢麻痺患者の歩行補助・

歩行改善神経筋電気刺激装置は、「ウォーク

エイド」というそうですが。

 

 今回のロボットは、イスラエルベンチャー

開発した「ReoGo」を日本向けに改良した

と書かれていますので、今回は、espacenetと

パテス子さん(Patentscope)で比較しながら

調べてみましょう。

 

 まずは、企業名で調べることとして、英語版の

Yahooに「ReoGo」と打ち込むと、「motorikaに

ようこそ」というのが出てきます。

(そうは書かれていませんが)

 

http://motorika.com/

 

 この「Motorika Ltd」は、2004年に、Shlomo

Ben-Haim先生が、ロボットが手助けする医療

技術を目指し、起こした企業で、先ほどのReoGo

と、患者個々の状況に応じ、最適化を図れる

リハビリエクササイズマシン「ReoAmbulator」

というのが、2大製品となっています。

 

http://motorika.com/product-1/

 

http://motorika.com/reoambulator/

 

 ということで、企業名がわかりましたので、

まずはespacenetで検索してみましょう。

 

 今回は、SmartSearchを使うことにして、

以下から「Motorika」と打ち込んで、検索を

クリックしましょう。

(企業名や、名前の場合、最初を大文字で

打ち込む必要があります)

 

https://worldwide.espacenet.com/?locale=jp_JP

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135503j:plain

  

 そうすると、24件だそうですので、まずは、

それぞれをクリックして眺めてもらっても

よいですが、今回は「Export」をクリック

してみましょう。

 

 このExportは、下のように、CSVかXLSで

ダウンロードできるようになっており、

結果は以下のようになるんです。

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135545j:plain

 

・ CSV 

 上の日本語インターフェースで検索する

と、下のように文字化けして出てきますが、

英語版インターフェースで検索すれば、文字

化けはしてきません)

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135600j:plain

 

・ XSL 

f:id:oukajinsugawa:20161107135614j:plain

 

 さらに、「Download Covers」という

ところをクリックしダウンロードすると、

下のように、1頁目では、番号とタイトル

の一覧を見ることができますし、その次の

2頁目からは、それぞれの文献のPDF1頁目

だけをみることができます。

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135644j:plain

 

 それでは、今度はパテス子さんで、簡易

検索を使ってみましょう。

 

https://patentscope2.wipo.int/search/ja/search.jsf

 

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135714j:plain

 

 上のように入れて、「検索」をクリックすると、

「73件でーす」となっています。

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135730j:plain

 

 先ほどは24件でしたが、「なんで

そんなに件数が違うの?」というと、

espacenetはファミリー単位で検索して

くれて、パテス子さんは、別々に検索

してくれているからなんです。

(ほかにも理由があって、Motorika Ltd

だけでなく、Motorikaという苗字(名前)の

人も検索されてしまっているからで、

仕事で検索する場合には、構造化検索

などを使い、きちんと出願人氏名を

指定しましょうね。(espacenetも同様

ですが))

 

 ということで、これをエクセルダウン

ロードすると、以下のようになっています。

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135807j:plain

 

 「おいおい、エクセルダウンロードが

できる機能なんて、どこにもねーじゃ

ねーか。」というところなのですが、

以下のように、アカウント登録をすると、

エクセルダウンロードができるように

なるんです。

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135827j:plain

 

 以下は、登録をして、ログオン後、検索を

した結果で、下のように、エクセルマークが

現れます。

 

f:id:oukajinsugawa:20161107135844j:plain

  

 エクセルマークは2つあり、左は代表

図面とともに、100件までダウンロード

できるもので、右側は、代表図面はダウン

ロードできませんが、1万件までダウン

ロードできる機能です。

 

 ただし、図面付きでダウンロードすると、

非常に時間がかかり、へたをすると、タイム

アウトでダウンロードができない場合が

ありますので、上のダウンロード結果は、

図面無しでダウンロードしたものです。

 

 そうすると、日本への出願もありましたので、

「しめしめ。」ということで、日本への出願を

ちょっと覗いてみましょう。

ハイパーリンクをクリックすると出てきます)

 

f:id:oukajinsugawa:20161107140026j:plain

 

 今回は、検索方法の説明で長くなって

しまいましたので、ReoGoや、ReoAmbulator

などに興味がある方は、上のようにして、

見てみてください。