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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

卵子の硬さを測る???

医療

 卵子の硬さを測るデバイスを開発

した、という記事が出ていました。

 

https://www.nikkan.co.jp/articles/view/00385695

 

 卵子は受精して細胞分裂が進む過程で

硬さが変化するそうで、この硬さを管理し、

人工授精の成功率につなげるとなって

いますが、さらに詳しい情報は、会員登録

しないと読めないですので、貧乏人の

王花陣は、特許出願を調べて、どんな

発明なのか調べてみましょう。

 

 発明は、特開2016-54684「マイクロ流体

チップ及びマイクロ流体チップ内のマイクロ

プローブの駆動方法、弾性粒子の駆動方法、

および装置」というもので、まだ審査はされて

いません。

 

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【背景技術】

【0002】

 近年、マイクロ流体チップを用いた単一細胞、

たとえば単細胞微生物、ラン藻、赤血球卵子

等の機械的物性の計測が注目されている。特に、

細胞の力学的特徴量を計測するためには、

マイクロ流路内の細胞を機械的に操作する

ためのマイクロプローブを配置する必要がある。

このマイクロプローブの駆動方法に関しては、

従来はマイクロ流体チップに搭載した磁石等を

駆動することで、その磁石と磁気的にカップ

リングさせたマイクロプローブの駆動を行な

っていた。

 

 「ふむふむ。」

 

【0004】

 しかし、計測対象である細胞の大きさは、その

種類に応じて1~100μm程度と非常に幅広い

範囲であり、たとえば細胞の大きさに合わせて

マイクロプローブを作成したとしても、駆動源の

大きさを測定対象となる細胞のサイズに合わせ

て作製することは、技術的に困難であった。

 

 「そんなに難しいんですか。」

 

【0007】

 本発明は以上の事情を背景として為されたもの

であり、その目的とするところは、駆動周波数が高く、

しかも簡単に構成される、マイクロ流体チップ及び

マイクロ流体チップ内のマイクロプローブの駆動

方法を提供するとともに、計測対象となる弾性

微粒子の範囲が従来よりも小径のものまで測定

あるいは操作することが可能な弾性粒子の駆動

方法、および弾性粒子の駆動装置を、提供する

ことにある。

 

 「つまりは、小さいものでも測定できて、周波数

特性のよいプローブなんですね?」

 

【要約】

【課題】

駆動周波数が高く、しかも簡単に構成される、

マイクロ流体チップ内のマイクロプローブの駆動

方法を提供する。

 

【解決手段】

一対の第1平行フレーム部40と第2平行フレーム

部42、或いは第1平行フレーム部40と第3平行

フレーム部44および一対の連結フレーム部50、

52が一体に構成されるだけでなく、その一対の連結

フレーム部50、52には、マイクロプローブ16、60が

対を成す直線状の可動フレーム部54、56、または

64、66を介して連結されていて、マイクロ流体チップ

本体30が1平面内で構成されるので、マイクロ

プロー部16、60の駆動について高い駆動周波数が

得られる。また、部品点数の増加や組み立ての煩

雑化がなく、計測装置10の小型化や低価格化が

可能となる。

 

 「低価格になってよかったですね。」

 

【図9】

図1の弾性粒子の駆動装置において、弾性粒子に

対応する卵子がマイクロプローブにより挟圧されて

いる状態を時系列的に示す図である。

 

f:id:oukajinsugawa:20160531094236j:plain

 

 医学的な研究でも、いろんな研究が

あるんですね。