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知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

松栄電子さんのフォンテック

知財トリビア

 フォンテックって何だ?

 

 てゆーか、松栄電子さんって誰だ?と

いうところですが。

 

 まずは、フォンテックというのは以下の

ように、難聴の方用のヘッドホンタイプの

集音器なんです。

 

http://phontec.jp/

 

 この販売ブランドがLUCENTECHNO

(ルーセンテクノ 商標登録5730232)なの

ですが(フォンテックの値段は64,000円だ

そうです)、このルーセンテクノという

ブランドで、フォンテックを開発、製造、

販売しているのが、松栄電子さんなんです。

(ちなみに、フォンテックのほうも、PHONTEC

として商標登録5730233、5776768として

登録されています)

 

 さらにさらに、フォンテックは以下の

ように意匠でも登録されているんです。

 

・ 意匠登録1542495

 

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・ 意匠登録1507003

 

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 松栄電子さんの正式名称は、「松栄電子

工業株式会社」、創業が昭和44年、本社は

名古屋市、資本金2,500万円、事業内容は、

電子・通信機器の設計・製作・販売・保守・

工事およびこれに付帯する業務となっていて、

今までの製品、役務はコンスーマー向けでは

なかったのですが、集音器や難聴者向け

ヘッドホンなどを開発し、コンスーマー

向け製品にも進出したんです。

 

 フォンテックの特許出願を見てみると、

特開2016-15531「音響装置」という

もので、課題は、「可動機構を設けること

なく、オーバーヘッド型の装着とネック

バンド型の装着のいずれも実現することが

できる音響装置を提供する。」ことで、

解決手段は、

音響装置(100)は、フレーム(120)と、

前記フレームに固定され、耳あて部(150)を

有し、音響発生部を収容する筐体(110)と、

前記フレームに接合されたヘッドバンド

(130)とを有し、前記フレームと前記筐体の

隙間に、使用者の耳を掛けるための空間

(R)が形成される。」ことなんです。

 

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 松栄電子さんのコンスーマー製品で、

以下のように、「デカ音くん」というのも

あるのですが、こちらのほうは特許

5363923「聴覚補助装置」となっていて

以下のようになるんです。

 

http://www.shoei-denshi.co.jp/?p=874#more-874

 

【課題】

多方向からの音を拾うことが可能な聴覚

補助装置を提供する。

 

【解決手段】

筐体2の一の角部10には、この角部10を

構成する蓋面3,底面4および側面5、6の

4面に、マイク50に開口するマイク孔11,

12,13,14が形成される。筐体2の角部の

うち、一の角部10に近い他の角部15には、

蓋面3と底面4の頂点位置が面取りされて

三角形状のフランジ部16が形成される。

このフランジ部16には、ストラップ110が

取り付けられるストラップ取付部17が形成

される。

 

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 これからどんどんお年寄りが増えて

来て、難聴の方も増加するでしょうから

(てゆーか、私自体が、片足、突っ込んで

いますので)、さらに良いものを開発

していただいて、安く提供していただけ

ると助かりますので、是非よろしく

お願いします。