知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

震災時、リュックでソーラーパネル、運びましょ。。。。

 

 この前、京都にある卵選別機械などを

開発、製造している株式会社ナベルを

取り上げました。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 今回は、同じ「株式会社ナベル」さん

ですが、全く違う会社で、三重県伊賀市

伊賀の影丸??)にある、蛇腹のナベル

さんです。

 

http://www.bellows.co.jp/ja/

 

 このナベルさん、リュックで持ち運べる

ソーラーパネル「ナノグリッド」を、9月に

発売するそうで。

 

http://rief-jp.org/ct4/61215

 

http://www.isenp.co.jp/news/20160518/news07.htm

 

 折り畳みできるソーラーパネルは、

以前にもちょっと書きました。

 

防災グッズの、セイショップ? - 知財アナリストのひとりごと

 

 ナベルさんのものは、以前に取り上げた

フィルム式のものよりも容量が大きいですね。

 

 伊賀のナベルさんは、創業が昭和47年、

社員数は199人だそうですよ。

 

 どんな発明か見てみると以下のように

なるんです。

 

・ 特開2016-13036「太陽光発電装置」

 

【課題】

可搬性を有するとともに、少なくとも二次電池

を装置に固定内蔵させることなく、太陽光

発電装置とは別体とすることにより、二次電池

移動作業にも適した使い勝手の良い新規な

可搬式太陽光発電装置を提供する。

 

【解決手段】

基材2に配置されてなる端子ボックス固定

部3に配置された端子ボックス12と、上記

端子ボックス固定部3の上側,下側等の

全部で4方向のうちの少なくとも何れか

2方向に配置され、それぞれ方形状に成形

されてなるとともに、単一の太陽光発電

からなる上側及び/又は下側の発電体

若しくは左側及び/又は右側の発電体、

又は複数の太陽光発電体からなり全体で

方形状に成形された単一の太陽光発電

体群からなる上側及び/又は下側若しくは

左側及び/又は右側の発電体4・・・11と、

を備え、上記各発電体4・・・11の全ては、

上記端子ボックス固定部3の表面側又は

裏面側に折り畳み可能とされてなる。

 

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 ちなみに、ナベルさんのホームページに

ある、可搬式のBella-Solarというのは、

特開2014- 207298と、特開2014-175352

の「可搬式太陽光発電装置」となり、これらの

発明から、小型可搬な発明を生み出したん

ですね。

 

 商標のほうも、標準文字商標「NanoGrid」と

して2015年の6月に商願2015-055812と

して出願されています。