知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

 パテントマップ特許情報分析経皮吸収型製剤編 3 久光製薬、バイオセレンタック企業概要

 前回の続きで出願企業調査です。

(わかりやすいように、前回の出願人

マップも載せておきます)

 

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・ 久光製薬株式会社

http://www.hisamitsu.co.jp/

久光さん、2014年や、2015年後半に、

株価が1000円以上下落しましたが、

また持ち直して来ましたね、というのは

置いておいて、創業は弘化4年だそうで、

この年号ではさっぱりわかりませんので、

西暦で言うと1847年、東京本社が

丸の内、九州本社がサガン鳥栖の??

佐賀県鳥栖市、資本金8,473百万円、

連結売上高156,743百万円、連結

従業員数2,960名(HPの情報は古い

です)、事業内容は、医薬品、医薬

部外品、医療用具等の製造、販売

および輸出入となっており、貼る

鎮痛消炎剤では国内首位だそうです。

 

(話は違いますが、女子バレーの久光

製薬さんは、監督が中田久美さん、

全日本にも長岡選手など沢山入って

いますね)

 

 久光さんの「2014年~2018年度

第5期中期経営方針」を見ると、

新規基盤技術の開拓で、「マイクロ

ニードル製剤の製品化」をするぞ、

と書かれています。

 

 次のコスメディさんは前回調べました。

 

・ 株式会社メドレックス

以前に以下のように取り上げましたが、

2年近く経ちますので、最新情報を調べて

みましょう。

 

oukajinsugawa.hatenadiary.jp

 

 設立は平成14年、本社は香川県

東かがわ市、資本金が4,560百万円、

従業員数25名、主たる事業は、製剤

技術を基軸とした医薬品開発。

 

http://www.medrx.co.jp/

 

 前回調べた2012年度の売り上げは

6,800万円だったのですが、平成27年

12月期の売上高は3,200万円と後退し、

営業利益、経常利益、純利益共赤で、

営業キャッシュフローも当然の赤と

なっています。

 

 会社四季報(2016年1集)によると、

研究開発の公的助成により、当面米国

市場に集中し、米国での追加試験、

非臨床試験などをおこなっており、

消炎鎮痛貼付剤は、米国追試後の

2017年後半に承認申請計画だそう

です。

 

・ 株式会社バイオセレンタック

http://www.bioserentach.co.jp/

設立2001年、本社京都市、資本金

1,000万円、事業内容はDDSの開発。

以下を見ると、京都薬科大学の高田

先生がおこした従業員数6名から7名の

ベンチャーです。

 

http://www.bioserentach.co.jp/technologies.html

 

http://www.kinkibio.com/venture/bios/view/00007/page:2

 

 この前のコスメディさんも京都薬科大学

発でしたが、コスメディさんとバイオ

セレンタックさん、訴訟を起こしてもめて

おり、同門対決なのでしょうか???