知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析医療用ロボット編 5 インテュイティブまとめ

 前回の続きです。

 

・ USP6331181  IS

出願日:1999年10月15日

Surgical robotic tools, data architecture,

and use

被引用回数:454回

 

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 ということで、ISさんは、1990年代に

まずは今まで調べて来た、全体での

ロボット手術支援システムの基本特許を

抑え、2000年からは、手術ツール等での

ポートフォリオ固めをしていったんですね。

 

 それでは、これを確認するために、

SRIさんとISさんの全体傾向を筆頭IPCで

見てみましょう。

 

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 時系列で見ると、先ほど書いたように、

最初に基本特許を抑え、ツールなどの周辺

特許を抑えていったのがよくわかります。

 

 それでは、ISさんのまとめとして、

構成エレメントマップを作成して、IS

さん分析はおしまいに致しましょう。

(写真は、以下から貼り付け。

http://www.intuitivesurgical.com/products/davinci_surgical_system/  )

 

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 それぞれのポートフォリオ特許数や

詳細特許を貼り付けると細かくなって

しまうため、今まで調べた基本特許

となると思われるもので構成エレメント

マップとしていますが、まあ、ISさんは、

他にはわき目も振らずに、手術支援

ロボットをポートフォリオで隙間なく

権利化する作戦といえるでしょう。

 

 ということで、次回からは、じゃあ、

他の企業はどんな医療ロボットを

開発しているんだ?という全体を見て

行くことに致しましょう。

 

それではまた。