それでは、自動運転技術を少しづつ詳しく見て
行くことに致しましょう。
最初は、以前にも見てみましたが、時系列での
国内出願数がどうなっているかのマップです。
これは、2008年から減少傾向ですので、
登録数ではどうなっているのかを見て
みましょう。
そうすると、2014年は極端に減少して
いますので、登録できるものを絞り込んだ
というわけではなく(絞り込んでいるかも
しれませんが)、出願数を絞り込んだほかに、
審査請求をするものも絞り込んでいると
いうことが言えるでしょう。
これを海外で同じように眺めてみると、
以下のようになっています。
日本と違って、出願数は減少しているものの、
登録数は減少していないようです。
(USの場合、審査請求制度というものはなく、
取り下げでもしない限りすべて審査されますので、
その影響もあります。 尚、説明が長くなるので
書きませんが、審査猶予制度というのもありますが)
それでは、これからは国内出願だけを
見て行くことにして、国内企業トップ10の
時系列出願数です。
これを累積で見てみると以下のようになります。
トヨタさんの出願の勢いはすごいものがあり
ましたが、さすがに鈍化しており、ジェイテクト
さんやデンソーさんはそれほどの鈍化は見られず、
他のメーカーさんは2008年ごろから出願数を
絞っているようです。
ということで、続く。