車も自動運転が目の前?という時代に
なってきましたが、それでは先人たちは、
どのように車を発明してきたのか?と
いうのをガソリン自動車の観点と特許の
観点から、ちょっと見てみましょう。
以前に、以下のブログで、車について、
ちょっとだけ触れました。
まあ、量産に目途をつけたのはヘンリー
フォードさんだと言われており、WEBで
調べると以下のような記事がいろいろ
出て来るわけでして。
https://gazoo.com/car/history/Pages/chronological_table.aspx
それでは、最初にガソリンエンジン
自動車の特許を取ったのは誰なのか?と
いうのは以下のような記事が出てきます。
http://www.loc.gov/rr/scitech/mysteries/auto.html
上の記事では、最初のガソリンエンジンの
特許は、ベンツさんとのことで、4サイクルの
3輪車だったということです。
特許の登録番号も載っていますが、WEBを
調べてもどんな特許だったかというのは、
出てきませんので、私のほうで検索して
みましょう。
まずは、いきなり、特許庁はドイツだ?と
調べてもよいのですが、日本の特許庁で
調べられないか?ということで、日本の
プラピ(J-PlatPat)さんで調べてみましょう。
https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage
まずは上をクリックすると、以下になります
ので、「特実・実用新案」の「外国公報DB」を
クリック致しましょう。
次は、以下のように、「発行国/発行機関」は
「ドイツ(DE)」、「種別」は「C1:特許明細書」
にでもしてみましょうかね。
さらに番号を入れると、しめしめ、以下の
ように出て来ました。
上の文献番号をクリックすると、出ました、
出ました、総ページ数7ページ、1886年
1月の出願で、ベンツさんの会社で特許を
取ったんです。
車輪の形状は今と違って、車輪(ホイール)
が細く、スポークが、細いホイールから真ん中の
ハブに向かって広がっています。
請求項は2ページ目に2つ書かれており、
読みにくいですが、
「次の機関を備え、これらの機関は相互に
連携するガソリンにより動力が与えられる
自動車であって、
1 オイル(ガソリンですね)レベル機能を
有しこれによりモーターをコントロールできる
ようにするオイルタンク及びそのシステム
2 素晴らしいブレーキやユニークな
ギア!!、これらと連動するスポーク、
及び、車をスタートさせ、反面、減速
させるためのシステム」
だそうですよ。
それでは、米国の一番最初の特許を
調べてみましょう。
「プラピさん、お願いね!」とお願いした
のですが、「めんどいから、探してやん
ないもんねー。 アメリカの特許だったら
アメリカで調べたら?」とむなしく返って
来ただけでしたので、こちらのほうは
正統派?でいってみましょう。
まずは、以下の米国特許商標庁に
アクセス致しましょう。
http://patft.uspto.gov/netahtml/PTO/search-bool.html
パテントナンバーがわかっています
ので、「Pat Num」をクリックして番号を
入れましょう。
そうすると、総ページ数6ページの
以下のようなものでした。
最初の頃は、まだまだ馬車のような
ものに、原動機をつけただけというもの
だったようです。
尚、どんな発明なんだ?と興味が
ある方は、以下が請求項になります
ので読んでみてください。
(字が細かくて読めない場合には、
上記のように検索をしてみてください)