次はアシスト動作の「起き上がり、
立ち上がり」を見てみましょう。
・ 装着型動作支援装置
特開2012−18738
川崎重工業株式会社
しゃがんだ状態から立ち上がる動作を
補助することができたり、立っている
ところから座ったりする動作を補助
できるそうです。 動作支援装置は、
膝上フレーム部に取り付けられている
そうで、しゃがんだ状態で、膝駆動装置
が膝上フレーム部を立ち上げる方向へ
回転駆動することにより、大腿部と
臀部の境界部分に接して使用者の
臀部を押し上げる臀部支持部材とかも
あるそうです。
・ 装着型筋力補助装置
特開2011−92507
サツマ通信工業株式会社
構造が簡単、軽量、安価に製造する
ことができる装着型筋力補助装置を
提供するそうです。日常生活や健康
増進のための補助具として、老人や
病気によって筋力の弱った方の
介護補助具として、身体障害者の
介護補助具として、車椅子の代わり
の補助具として、さらには、
「宇宙の無重力空間における筋力
トレーニング具!!!」としても
利用可能だそうですので、一家に
一台いかがですか?。
次は、持ち上げ、持ち運び、工事現場での作業用です。
・ 装着式動作補助装置
特開2013-173190
こちらのほうもサイバーダインの
山海先生の出願です。 課題としては、
装着者の腰の負担を軽減すること
だそうです。重い物を持って腰を
傷めるのが多いですもんね。
解決手段しては、装着式動作
補助装置を腰に装着して、背当て部、
肋骨及び腸骨に腹当て部が接し、
重量物を持ち上げる際は、背当て部、
腹当て部を後側に駆動するように
駆動モータ駆動トルクを同時に駆動し
装着者が歩行する際は、駆動トルクを
装着者の大腿部を駆動するように
するそうです。
・ 携帯型荷吊り上げシステム
特表2013−531593
ロッキード・マーチン・コーポレイション
職種によっては個人が繰り返し
重い荷を持ち上げたり運んだり
する必要がありますが、結構、
体の筋肉・骨格への負担が著し
くて、障害につながる可能性が
あるわけですが、この発明では、
補助システムに付けられた荷を
外骨格で運べるようにして、
使用者の負担を減らすことができ、
筋肉・骨格障害の危険を減らし、
より重いものを使用者が運べるよう
にするんだそうです。
次は長時間の姿勢維持対策です。
・ 歩行補助具
特開2011−83558
橋口重歳(個人の方です)
歩行時、体重及び荷物による足、
腰及び膝への負担が大きく疲れや
痛みを生じ、特に階段の上り下り時は
片足への負担が大となるため、
疲れや痛みを生じ、長時間の
立ち作業及び介護作業時も足、
腰及び膝への負担が大きく、疲れや
痛みを生じるため、歩行時の体重
及び荷物による足、腰及び膝への
負担を軽減するために、封入した
空気圧がホースシリンダにより
足、腰及び膝への負担を少なくする
んだそうです。
・ 対麻痺者用立ち上がり・立位保持装具
特開2010−63632
株式会社松本義肢製作所
株式会社今仙技術研究所
車椅子に乗ったまま容易に脱着でき、
歩行器等の簡便な器具を使用して楽に
(少ない上腕力で)坐位から立位に
或いは立位から坐位に移行できる
対麻痺者用立ち上がり・立位保持
装置だそうですよ。
次は、介護時等の移乗、助け起こし
などです。
・ 腰部負担軽減具
特開2013−22708
旭ゴム化工株式会社
この前、8のアシスト機能詳細でも
取り上げましたが、農業,工業,医療・
福祉現場等で働く人々の,前屈時の
腰の負担を大きく軽減する実用的
腰部負担軽減具です。
・ 腰部支援装置
特開2007−282991
株式会社IHI
見たら大体想像がつきますね。