知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ロボットスーツ編 5 歩行補助装置

 ということで、まずは歩行補助装置

(A61H3/00@B)と補綴(4C097BB02&

BB03)それぞれの分類検索結果上位

スリーを見てみましょう。

 

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 縦軸が検索分類、横軸が検索結果

ですが、A61H関係はA61Hが、A61F

関係はもちろんA61F関係が多くなる

わけですが、そのほかに特徴的なのは、

マニプレーターを含むB25Jというのが

ヒットしてくることです。

(このほかのFIの数は非常に少ない

です)

 

 特に歩行補助装置のほうは、ほとんど

のものにB25Jが入っているようです。

 

 ということなので、まずは、下肢関係

の歩行補助装置から見て行くことに

しましょう。

 

 最近、お年寄りが増えて、下肢が衰えて

歩けなくなったり、躓いたり、生活に支障

が出てきている方が増加しています。

 

 寿命というのにも、平均寿命と健康

寿命というのがあるそうで、健康で

暮らせるという健康寿命と、平均

寿命には、10年のギャップがある

とか言われています。

 

 これを補助してくれるような装置が、

歩行補助装置だそうですので、その

うち私もお世話になると思いますので、

期待して分析してみましょう。

 

 ということで、FIを分析すると以下の

ようになりました。

 

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 FI分類はこれが一番細かい分類と

なりますが、ひとつひとつ内容を読む

のはめんどいですので、何か統計的に

調べられないかな、と調べると、以下の

ように、重複はあるものの、それぞれの

総数とほとんど同じとなるFタームが

ある分類で調べられそうです。

(B25JはFターム3C707にすべてが

含まれますし、A61Fには4C097

などが含まれます)

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