欧州特許庁のAnnual Reportが
アップされていますね。
http://www.epo.org/about-us/annual-reports-statistics/annual-report/2014.html
WEBでも下のような記事がアップ
されていますが、私のほうでは記事
に載っていない情報をみつくろって
書いてみましょうかね。
http://news.mynavi.jp/news/2015/02/28/040/
尚、貼り付けるデータは、EPO
レポートからの抜粋貼り付けです。
まず、 出願数などは記事に書か
れているようですので、登録数が
どうなっているかというと、以下の
ように出願上位とあまり変わらない
ようです。
次に、どんな分野の出願が多いか
というと以下のようになります。
一番出願数が多いのは医療機器関係
(3.2%の伸び)、一番伸び率が高い
のがバイオ関係で12.1%、日本の
出願割合が高い電気関係領域の
出願数は2番目となっています。
これが国別の強い分野というと、
以下のようになり、米国はコンピュー
ター関係や医療機器関係はめちゃ
くちゃ強いですね。
これに対し、日本は、バイオ関係や
医薬関係、デジタル通信が弱く、
「どげんかせんといかん!」という
のが浮き彫りになっています。
(EPOへの出願だけですが、USへの
出願なども同じような傾向です)
ということなので、現在私のほうで
シリーズで書いている医療機器分野を
見てみましょう。
国別でみるとドイツなども強いですが、
やはり米国が一番強く、日本は3位と
なっています。
これをメーカーさん別に見ると、
以下となります。
私の医療機器分析で取り上げた
メーカーさんがほとんどですが、
今まで出て来なくて、さらになじみが
ないようなメーカーさんは以下と
なります。
・ SANOFI
設立2004年(AventisとSanofi-
Synthélaboとの合併)、本社パリ、
売上高32.95Bilユーロ、傘下に、
Sanofi Pasteur、Genzyme、
Shantha Biotechnics、Chattem、
Zentiva、Medley、Nichi-Iko、
Merial などがありますよ。
・ COOK Medical
42社を抱える複合企業COOK
グループの医療関係企業で、
創業は1963年、本社USインディ
アナ州、売上高は1.7BilUS$、
従業員数2,478名。
バイオ関係はどうかいな?ということで、
以下のように日本メーカーのトップ10は
ありません。
医薬関係の国ごとでは、USや
ドイツが強く、こちらのほうも日本
メーカーのトップ10入りはありません。
ということで、それではまた。