前回の続きで、それでは、各企業の
各年度の公開件数はどうなっているのか
見てみましょう。
調べるのは直近10年間の出願
公開数です。
上の図は、上位10社の公開比率で
示したマップです。
上位から見て行くとデピュイさんは、
安定して出願がされているようです。
ボストンさんと、ウォーソーさんは
出願が少なくなってきていますね。
シンセスさん、京セラさん、スミス&
ネフューさんは出願を伸ばしていそう
です。
これを違う視点から絶対数で比較して
みると以下のようなマップになりました。
先ほどと同じ傾向が読み取れますが、
下位のほうの(下位と言っても上位10社
の中の下位ですが)、テルモ、メドトロニック、
ニデックさんはそれほど変わらないようで、
コーディスさんはかなり出願を減らしている
ようです。
これをさらに百分率で見てみると以下の
ようになりました。
というように、パテントマップで傾向を
調べる場合には、違った視点からも
見てみると、新たな発見がありますよ。