次は、最近ではフイルムよりも薬で
有名な、アビガンの富士フイルムさん
ですね。
中国が真似してるとか大騒ぎになって
いましたが、その後、どうなったんで
しょう?
中国企業を訴えるとか訴えないとか
言っていましたが。
アビガン熱で株価も上昇し、昨年
5月頃の底を打った時点では2500円
程度でしたが、現在は4000円近くに
なっていますので、慌てて株を買った
方もいるのでは?
ということで、株価分析ブログでは
ないので、富士フイルムさんがどんな
手術機器の研究開発をおこなって
いるのか見て行きましょう。
その前に、富士フイルムさんがどんな
会社か、まず見てみましょうかね。
富士フイルムさんは、今はやりの
持ち株会社制をとっており、富士
フイルムホールディングス株式会社
株式会社、それに、アビガン!富山
化学工業株式会社でグループを形成
しているんですね。
(持ち株会社制を採っているので、
富山化学工業さんを合併や子会社化
という面倒な手続きをしなくてよく
なっています)
決算短信を見てみると、平成26年3月
期の連結売上高約2兆4,400億円、営業
利益が約1,400億円と儲かってますね。
セグメントは3つに分かれており、一つは
イメージングで、フィルム部門はここに
入っていますが、セグメント別売上比率は
15%程度となっています。
次が医薬品や医療機器なども入って
いるインフォメーション部門で、38%程度
の売上です。
説明には、すでに「抗インフルエンザ
ウイルス薬」のアビガン錠の国内販売
承認を得たことが報告されています。
メディカルシステムでは、医用画像
情報システムや内視鏡などの事業が
あり、X線画像診断装置、超音波
診断装置、医療情報統合システム
などがあるようです。
あるそうです。
もっとも売上が大きいセグメントは
ドキュメント部門で、オフイス用コピー
機やプリンター、コンスーマー向け
プリンターなどがあります。
ということで、医療機器分析をして
みましょう。
上のテーマコードを見ると、レーザー
治療、放射線治療、超音波診断などの
装置も研究されています。
次は、Fタームの観点で見てみると
以下のようになります。
その他の手術用機器もありますが、
内視鏡も盛んに開発されているのが
わかります。
内視鏡のほかには、体の内部での
クリップ、切開、切除等の開発もおこ
なわれているようです。
ということで、今後の動向ですが、
以下のように、一時期なぜか気合
いが入っていたようですが、ぼちぼちと
研究開発していくのでしょう。