知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析医療機器編 16 コヴィディエン

 次はコヴィディエンさんですね。

 

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 上が、Fタームのテーマコード上位

10件ですが、前回のインテュイテイブ

さんはマニプレーターというのが1位

でしたが、インテュイテイブさんとは

様相が異なりマニプレーターというのは

ありません。

 

 コヴィディエンさんは、手術用ロボット

などではなく、手術用処置具の研究開発を

おこなっているようです。

 

 補綴というのがありますが、読み方は

「ほてつ」(補欠ではありませんので念の

ため)であって、身体の欠損した部位の

形態とか機能を人工物で補うこというんだ

そうで、同じようなもので、4C077対外人口

臓器なども入っています。

 

 次は、上のマップをさらにFタームの観点

で分析したものです。

 

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 手術用機器としては、特定手術用

部位に関するものが一番多く、傷の

接合機器具、内視鏡、電気メスなどが

続いていきます。

 

 これをさらに掘り下げると、以下になります。

 

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 内視鏡関係が多いようですが、手術

部位の観点MMに限ると、消化器用、

循環器系用(図示せず)、体の表面

処置用などとなっており、血管や気管支、

泌尿器関係などは、あまり研究開発は

されていないようです。

 

 それでは、どのような研究開発にシフトして

いくのかなということで調べると、現在の

研究開発をさらに加速させていくようで、

コヴィディエンさんおそるべしというところ

でしょうか。

 

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 ということで、あまり細かいところまで

調べたものを公開すると怒られる可能性

がありますので、権利化状況やどんな

強い特許を持っているのかは、最後のほうで

調べることにして、この辺で、コヴィディエン

さん分析は終了致しましょう。