それでは残りです。
まずは、材質ですが、ヘッド部はダントツ金属が
多いですね。合成樹脂や繊維強化樹脂も使われて
いるようです。
これらが、どのクラブに使われているのかも見て
みましょう。
上のマップの横軸は長くなるのでFタームは省略
しています。
アイアンへの合成樹脂の使用はあるのに
繊維強化樹脂の使用は少ないですね。
なぜでしょう?
これは後で、詳細に見てみることにします。
さすがに、パターはそんなに強く打つ必要が
ないですので(強く打って、めちゃくちゃオーバー
してもよいですが)、繊維強化樹脂の使用は
ないようです。
パターにも合成樹脂が使われていますが、
どこに使われているのかは、後で詳しく
見るようにいたしましょう。
次は構造です。
金属ヘッドが多いですので、金属成形技術の
研究開発が必要なのですね。
次は、クラブセット関係です。 クラブセットと
いっても、セットになったクラブではなくて、
一つのクラブの全体的な設定です。
やはり寸法や角度(ライ角など)が重要ですね。
慣性モーメントはどのように調整するのでしょう?
振動数も重要なんですね。
一番上の漢字は読めませんね。読めない漢字を
使うという嫌がらせ? ・・・違います。
読みは、「たわみ」で、しなりなどの関係です。
最後に各種形状・構造です。
重量やバランスは非常に大事ですね。
(大事なのはプロにとってであって、我々
アマチュアにはあんまり関係ないように
思えますが。
「バッカヤロー、オレにはめちゃくちゃ重要
だぞ」というかたもおいでかもしれませんね。
・・・・・すんません)
尚、図には示しませんが、シャフトの材質で
ウッド用やアイアン用に限定しているものは
少なく、ゴルフクラブ共通での出願がほとんど
でした。