知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ゴルフ用具編  9 ペイント及びプリントスクリーン

 それでは、海外の状況を見てみましょう。

 

 まずはゴルフクラブですが、15489件となって

いました。 

 

 すごい数ですね。

 

 海外に出願する場合(海外から日本に出願する

場合も同様ですが)、PCT出願といって、同じ内容

の出願をいろんな国にすることがあります。

 

 今回はこのような同じ内容の出願をすべて

カウントしています。

 

 同内容の出願「群」をファミリーというのですが、

仕事で分析するときには、このファミリー単位で

分析する手法が取られます。

 

残念ながら、前回説明したespacenetでは、

ファミリー単位でのカウントは少々厄介なため、

espacenetで同じように試していただくために、

上記の全数カウントで説明します。

(私は商用DBを使っているため、espacenet

では17746件(日本含む)とちょっと違って

いました)

 

 ということで、私のヒット件数で見てみると、

A63B53/00 ゴルフクラブ:15489件

A63B37/00 中実ボール:7147件

A63B43/00 特別の装置を有するボール:537件

A63B45/00 ボール製造装置または方法:465件

A63B47/00 ボールの保存または取り扱い装置:1080件

(A63B37/00以下は、golfでandを取った結果です)

 

 というところで、ゴルフ関係全体では、

24694件でした。

 

 ここで、特許分析をおこなっていくことに

なりますが、最初はマクロ分析として、

時系列でどのような出願数になっているのか、

どのような企業が多いのか、どのような

国への出願が多いのかなどを見ていくことに

なりますが、これらは、特許庁のデータが

ありますので、我々は、2009年以降を

見ていくことにしましょう。

 

 まずは、日本です。

 

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 上記が2009年1月からの出願数を、

エクセルを使用して作成したマップです。

 

 分類記号は省略しています。

 

 簡単な棒グラフですので、エクセルの

作成方法は省略します。

 

 エクセルでのデータ作成には、好みと

センスが出ますので、各自の方式でよいで

しょう。(私はセンスがないので、私のマネは

しないほうがよいでしょう)

 

 尚、作ったグラフをブログに貼り付けるときは、

私はグラフを、Windowsに標準で入っている

「ペイント」に一度貼り付けた後、トリミングして、

JPEG画像とかGIF画像でセーブしています。

(残念ながらマックの場合は知りません)

 

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 またまたおまけの説明ですが、いつもおこなって

いるパソコン画面の貼り付けは、キーボード上右の

ほうにある「Prt Sc」というキーを叩くと画面をコピー

することができます。

 

 これは、他のキーとの組み合わせになっており、

私のPCはコントロールキーとの組み合わせに

なっています。

 

 キーボードによって違いますので自分のPCの

説明書を見てください。

 

 「何をそんな初歩的なことを書いているんだ」

という方もお出でだと思いますが、この前、同僚

から聞かれたことがありますので、書いて

みました。

 

 ところで、検索日は2014年9月6日です。

 

 データの表示には検索日を書いて

おきましょう。 正確な数が必要な場合には、

何時何分何秒??まで書いておく必要が

ありますが、煩雑になりますので、年月日

だけでよいでしょう。

 

 ということで今日はこのへんで。