知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

レオン・リー

 スコットランド独立しませんでしたね。

 

 以前に英国の話をしましたが、独立したほうが

よかったのか、悪かったのか、よくわかりませんが。

 

 ということで、話は全然違って、

レオン・リーさん知ってます?

 

 レロン・リーさんや、デレク・リーさんも

いましたが。

 

 プロ野球ファンなら「あー、あの選手ね」と

すぐに思いつくのではないかと思います。

 

 昔、ロッテで活躍をして、その後、監督にも

なりました。

 

 レロン・リーさんはお兄さんで、同じ日本で

プレーしてましたし、デレク・リーさんは息子

さんで、大リーグでプレーをしていました。

 

 デレク・リーさんは下のようにナショナルリーグで、

2005年に首位打者にもなりましたね。

 

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 上のコピペは怒られないとは思いますが、一応、

出典を示しておきます。 コピペは、USヤホーMLB

からのものです。

 

 プホルス選手や、ミゲールカブレラ選手を抑えて

の1位ですので、見事なものでした。(プホルス

さんなのか、プホールズさんなのか謎ですね)

 

 この年は、アンドリュージョンズ選手も好調で、

ホームラン数と打点が1位だったのですが、

打率が悪くて3冠王になれない、といった年

でした。

 

 この年は、イチロー選手も200本安打ぎりぎりで

(206本)、ヒット数でマイケルヤング選手(221本)

に負けてしまった年でした。

イチロー選手はアメリカンリーグのほうです)

 

 ということなのですが、このブログは野球ブログ

ではないので(いくらでも野球の話をできますが)、

知財の話を致しましょう。

 

 栃木県は宇都宮市にレオンさんという会社が

あります。

 

 正式名称は「レオン自動機株式会社」で、

レオン・リーさんとは何のゆかりもなく、社名の

由来は「rheology」の流動学で、物の流動、変形

などに関する言葉から名付けたそうです。

 

http://www.rheon.com/jp/index.php

 

 ホームページを見てもらうとわかりますが、

資本金が73億円超で東証1部上場の由緒

正しき?会社です。

 

 ということで、この前、テレビで、初めて

クロワッサンを製造する装置を開発したとして、

紹介されていました。

 

 テレビでは、自動クロワッサン製造機の世界

発売は1974年と言っていたような気がしますが、

HPでは、1973年に包あん機の販売を開始、

となっていますので、これのことでしょうか。

 

 HPを見ますと、いろいろ機械を開発している

ようですので、どんな技術を開発しているのか、

早速、IPDLで見てみましょう。

 

 検索すると、出願公開のヒット件数は292件

でしたが、パン関係、食品関係の機械を開発

しているのがわかります。

 

 レオンさんのすごいところは、ほとんどが単独

出願となっており、共同研究などほとんど行わず

独自で開発しているんですね。

 

 クロワッサン関係もさらに進化しているようで、

クロワッサン関係を抜き出したものが以下です。

 

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 そのほかにも、菓子パン、餅入り食品、

お団子、クリームコロッケ、食パン、ピザ、

中華食品、中華まん、メロンパン、あんぱん

などなど、いろいろ開発しているようです。

(そのほかにも、少数ですが、運搬、包装、

貯蔵関係もありました)

 

 被引用回数を見てみると10回というのが

2つ、そのほかにも3回以上というのが50件

近くありますので、やはり、権利を取得する、

または防衛のために出願しておくというのが

非常に重要なのがわかります。

 

 ということで、それではまた。