知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析ゴルフ用具編 1 IPDL

 特許情報分析のゴルフ用具編の

始まりです。

 

 まずはゴルフのIPCを調べていきましょう。

 

 最初は、いつものIPDLのPMGSですね。

 

 以前に書きましたが、特許庁でもゴルフ関係の

調査をおこなっており、使用している検索キーなど

わかっていますが、今回は初心に戻って、基礎から

説明していくことにします。

 

 まずはIPDLの説明です。

 

 日本の特許庁で公開した情報を検索できる

無料のデータベースですね。

 

 どこが公開しているかというと、独立行政法人

工業所有権情報・研修館というのが運用して

います。  ↓

 

http://www.ipdl.inpit.go.jp/homepg.ipdl

 

 ここをクリックすると、以下の画面が出て

きます。

 

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 次に、以下のように「特許・実用新案検索」を

クリックして、「6. パテントマップガイダンス」を

クリックします。

 

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 そうするとまたまた、以下の画面が出て

きますので、ゴルフと打ち込んでみましょう。

 

 今回初めて私のブログを覗く方もおいでで

しょうから、後で新たにIPCなどの分類記号は

説明するとして、とりあえず、IPCというところに

打ち込んで、検索というボタンをクリックしてみて

ください。

 

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 そうすると、以下の画面となります。

 

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 そうすると、まだIPCというのはよくわかりま

せんが、ゴルフ関係はA63Bというところにあり

そうだというのがわかります。

 

 またA63Bは身体の鍛錬、すなわちスポーツ

関係なんではなかろうかという推測ができます。

 

 ということで、まずは、IPCというのが何なのか

調べてみましょう。

 

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 上記は、特許庁の教育用資料を流用させて

もらっていますが、IPCやFIやFタームと

いうのは、特許検索をするときの技術分類

記号です。

 

 これらは、特許庁(他の機関にも委託)さんが、

特許出願をすると、出願文献に付与します。

 

 尚、これらのIPCとかは、そのうち、特許分類

上級編で詳しく説明していきますので、まあ、

こんなもんだと思って見て行ってください。