知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編4  ギブズエネルギー??

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 それではどんな内容を研究しているのか

 まずはFIで分析してみましょう。

 

  内容は、栄養強化や肥満、高脂血症

 糖尿病の改善効果を研究しているよう

 です。

 

 その他のものというのがわからないので、

 さらに発明の名称からキーワードを抜き出し、

 分析すると以下になります。

 

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  いろいろなものがあるんですね。

 

 高血圧予防や、抗酸化剤(老化は、体が

 酸化、すなわち錆びるから起こるのだそう

 ですね)、歯周病予防などあり、持久力

 改善なども研究されているようです。

 

  ちなみに、むかーし、むかしのそのむかしに、

 標準生成ギブズエネルギーなどの、熱力学と

 いう、何のこっちゃ?というのを習いましたね。

 

  水は上から下に流れるというのも、エンタルピーと

 エントロピーの和、すなわちギブズエネルギーさんが

 神様のように関係しているわけですが。(別にそんな

 こと考えなくても水は上から下に流れちゃいます!!)

 

  熱力学の学問の世界では、標準生成ギブズ

 エネルギーさんが関係していて、これにより変化の

 向きや速さなどが決まってくるわけですが、計算が

 面倒なので、変化は急速に進む(すなわち無限大)

 などとして計算するので、普通の有機物(我々もそう

 です)は、あっという間に酸素と反応してしまいます。

 

 (なれのはては、二酸化炭素と水です。 私の

 好きなアルコールも、せっかく飲んだのに、

 体の中で、最後には二酸化炭素と水になって

 しまいます。 ・・・もったいない)

 

 つまりは、計算では、有機物(我々です)は

 地球上ですぐに存在できなくなってしまい

ますが、地球の温度での我々への酸化反応は

幸いにして十分遅いので、抗酸化剤程度で錆び

防止ができそうです。

 

 よかった、よかった。

 

あとがき:

 話をわかりやすくするために、水の流れ→熱力学

→抗酸化剤という論理展開を取りましたが、実は

水の流れはポテンシャルエネルギーを小さくして

安定させるための力学的観点です。

 

 本当は熱力学とはちょっと?違いますので、

熱力(ねつりき)の専門家の方がこれを読んだ

場合、「話は正確にしろよ!!」と怒られそうです。

 

 ということでごめんなさいマークを作りました。

(もうすでに前回使いましたが)

 

 ごめんなさい。

 

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