それでは、断トツに多い、「その他」ですが、
これは他の項目にはいろいろ分類できない
ものがごっちゃに入っています。
Fタームの観点は、「その他」が一番最後の
分類になるので、観点では、これ以上細かく
分析できません。
「その他」の内容を調べたいのに、困りましたね。
ということで、さらに「その他」を詳しく調べるため
には出願書類を読まなければなりません。
しかーし、分析ソフトを使うと、その詳細を
簡単に調べることができます。
分析ソフトには、キーワードを抽出して
分析してくれるものがあります。
それも、「その他」というグラフの棒?を
クリックすると、その中でのキーワード分析を
おこなってくれます。
ということで、「その他」の観点の中の
目的や、課題、効果、などいろいろの項目の
中でぴったりするキーワードがあるものを
探します。
そうすると、以下のように、今回の分析では
「発明の効果」でのキーワードがぴったり
していました。
ということで、「その他」に区分けされた
出願がどのような効果をねらっているのかを
調べたのが上です。
これを見ると、「その他」には、ほかの観点に
うまく分類できない、生活習慣病を代表とする、
糖尿病、肥満、メタボ、動脈硬化、高血圧や
老化現象を予防、抑制防止する技術の
開発であるのがわかります。
(他の観点とオーバーラップするようなものも
混じっています)
おこなわれているのですね。