知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

ハンサムスーツ?

  それでは本日は、ハンサムスーツ

 話を。

  

・・・・・ちょっと違います。 ロボットスーツ

 の話です。

  

ハンサムスーツの映画では、北川

 景子さんが着ると、森三中のリーダーに

 なってしまうという「ブスーツ」というのも

 ありました)

  

 「医療分野が熱い!!」では、医療

 分野を取り上げましたが、装着する

 ことで、重い物を持ち上げるのが簡単に

 なったりするものがいろいろ開発されて

 います。

 

医療分野が熱い!! - 知財アナリストのひとりごと

  

 まず、パナソニックの子会社のアクティブ

 リンクが、名前をパワードスーツとして、

 来年には50万円で買える量産型装着型

 ロボットを開発しているとのことです。

  

http://business.nikkeibp.co.jp/article/interview/20140303/260485/?n_cid=nbpnbo_mlp&rt=nocnt

 

 アクティブリンクというのは社内ベンチャー

 そうです。

  

 アイデアはあるがモノになるかわからず、

 本体で研究開発するのは危険性が大きい

 というものに本体が出資してスピンアウト

 する、というシステムが少しづつ増えて

 来ました。

 

 話は変わって、31日(土)のぶらり途中

 下車の旅で、楽に介護ができ、重いものも

 楽々持てる介護用ロボットを研究開発して

 いるという神奈川県海老名市の町工場を

 取り上げていました。

 

  この話のユニークなところは、神奈川工科

 大学の山本圭治郎教授という方が開発した

 ロボットを、町おこしをするために集まった

 方々が、商品化しようとしているというところ

 でした。

 

 集まっている方々は専門家ではなく、写真

 屋さん、印刷屋さん、金物屋さん、酒屋さん、

 建築屋さん、看板屋さんとう方々でした。 

  

 名前は、「チームアトム」と言うんだ 

そうです。

 

 素材の開発では、酒屋さんが配達している

お店がウエットスーツを作っているので、これを

使えるのではないかと酒屋さんが素材に応用

したのだそうです。

  

 全く違う分野で皆さん、毎日夜遅くまで

 楽しく時間が過ごせると言っていました。

  

 開発しているのは、介護者が着て要介護者を

 持ち上げるパワーアシストスーツと、介護者の

 筋肉の動きを電子信号で読み取って、筋肉を

 動かせない要介護者に信号を送り筋肉を

 動かさせるリハビリロボットというものです。

 

 健常者の筋肉の動きを読み取りリハビリ者の

 筋肉に電気信号を送り動かしているうちに

 リハビリ者の脳に回路ができ、筋肉が

 動かせるようになるのだそうです。

 

(正式には、マスタースレーブ式パワー

 アシストハンドと呼ぶそうです)  

 

 この取り組みは、大学などでももちろん

 おこなわれており、324日の日経産業

 新聞では、東京理科大と慈恵医大で、

 脳卒中でまひした部位を人工筋肉で

 少しずつ動かし、徐々に脳に新たな

神経回路を作る「ニューロリハビリテーション

という開発をしていると書かれていました。

  

 ほかのテレビ番組でも、ぶどう園で使われ

 ている、「クボタ」の「ラクベスト」や、他の

 企業で2014年秋発売予定の「マッスル

 スーツ」などいろいろ紹介されていました。

  

 医療関係は、いろいろな分野で取り組まれて

いるのですね。

 

 まだまだあるのですが続きはそのうちまた

書きましょう。