知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編3   ラッキーセブン

 

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 それでは、次に時系列で見て行きましょう。

 上位の方は最近も出願があるようですが、

 下位の方は最近出願はあまりないようです。

  

 したがって、以下の7社に絞ってどのような

 出願をしているのか見て行くことにしましょう。

 

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 それでは、各社どのような出願をしているか

 ですが、FIでのおおまかな分析をすると以下

 のようになります。

  

 下記のマップはFI記号で分析をおこなって

 います。 FI記号の見方ですが、たとえばC12G

 後に「*」のアスタリスクがついています。

 

 これは、C12Gの下にもいろいろ項目が分かれて

 いるのですが、C12G全体として分析をしたと

 いうことです。 

 

 すなわち、マクロ的な分析をおこなっています。

 

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  上記を見ると、清酒関係の他に、他の食品や

 非アルコール飲料遺伝子工学を使用したバイ

 関係などもおこなわれているのがわかります。

  

 やはり、清酒だけでは将来頭打ちですので、

 業種と関係あるバイオ関係を研究しているので

 しょう。

  

 この中の宝ホールディングスさんは

 いろいろなアルコール飲料を出している

 企業ですので、2012年の売り上げが

 約1769億円と他の日本酒専業メーカー

 さんより断トツに売り上げが大きくなって

 います。

  

 したがって、研究開発は一番盛んにおこなわ

 れているようです。

  

 出願件数を見ると、専業メーカー売上上位

3社は、結構、権利化をおこなっているようです。