知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編3   き~~ざ~く~ら~

  若者の日本酒離れが大きく、日本酒

 メーカーさんは苦戦しているようですが、

 若者がアルコールを飲まなくなって

いるのなら、私のようにアンポンタンに

ならずに、それはそれで良いことでは

ないかと思います。

  

 前回書いたほかに、日刊経済通信社

 さんが隔年で調査をおこなっているの

 ですが、こちらも買わないとデータを

 見ることができません。

  

 ちょっと古いのですが、「酒造業に

 おける断層性と地域動向」として北海道

 大学の伊藤亮司さんという方がレポートを

 まとめていて、売上高ランキングとして

 上位40社の平成5年日刊経済通信社

 さんのデータを引用しています。

 

  これによれば、上位3社に続くのは、

 当時は「にほ~んさ~かり~は~よい

 お酒~」の日本盛、「しょ~~ちっく、

 ばい」の松竹梅、「きくまさ~~むね~~」

 の「菊正宗」、「き~~ざ~く~ら~」の

 黄桜と続くようです。

  

 余談ですが、これだけコマーシャル

 ソングが出てくるということは、日本酒

 メーカーさんはCMが好きなんですね。

  

 ところで、この10社を見ると、1位は

 京都ですがその他の9社は皆、兵庫

 です。 

  

 びっくりですね。

 

 尚、日本政策投資銀行の「清酒業界の

現状と成長戦略」では、清酒事業者数は 

1576となっているのですが、東京商工 

リサーチさんと何が違うのでしょう?

  

 飲むのは専門ですが、作るのは専門で

 ないので、・・・・・・わかりません。

 

 この資料の最後のほうに、日本酒の

 歴史という年表が載っています。

  

 日本酒では、BC300200年頃酒造りが

始まったようです。 世界でのアルコール 

飲料の発明は紀元前1万年頃だそうです

 ので、日本のほうが遅いのですね。

  

 しかし、発明は、発明!!  

 

 あっぱれ!! 

 

 先祖の方々には足を向けて

 寝られません。