知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

老舗恐るべし

  「所さんの学校では教えてくれない

そこんトコロ」 という番組では、創業

百年以上の老舗を特集していました。

  

 神田にある創業130年という煎餅屋

 さんでは、50年以上前の米を蒸す 

装置を使っており、もう装置を作った

 メーカーもないので、近くの鉄工所に

頼んで直し直し使っているそうです。

  

 昔ながらの味は昔の装置を使わない

 と出せないとのことです。 乾燥用の 

送風機も50年以上使い込んだもので、 

やはり昔の味を出すには昔通りのやり

方が必要と言っていました。

  

 新しい機械だからいいってもんでも 

ないのですね。

 

 いかに時代が移ろうとも昔の道具と 

職人の手で作る必要があるのでしょう。

  

 130年続く秘伝のタレに煎餅を浸ける 

機械も年代物で、手こぎ遠心分離器に

なっていて、余計なタレを振り落し、 

ちょうどよい濃さの味にするのだそう 

です。

  

 タレも継ぎ足し継ぎ足しの秘伝のタレ 

でした。

  

 話は変わって、日光にある日本最古の 

リゾートホテルである名ホテルが紹介されて 

いました。

  

 アインシュタインを日本に招いたときに 

日本に来る船の上でノーベル賞受賞の 

知らせを受け、そのときにこの名ホテルに 

宿泊したそうで、アインシュタインが 

宿泊した時のサインが残されている

1922年の宿帳を紹介していました。

  

 日本についたときはパーティーなどが 

あってフィーバーしていたのでこの 

ホテルで静養したそうです。

  

 このほかにもヘレンケラーの直筆サイン

宿帳や、単独飛行のリンドバーグ夫妻の 

サイン、元首相吉田茂さんのサインも 

残っていました。

 

 老舗おそるべし!!

 

 さらに、千葉県佐原市の老舗旅館では 

昔使われた手榴弾消火器!!というのを 

紹介していました。  

 

 これは、昔初期消火に使ったそうで、  

昭和の初め頃に使われていたそうです。

  

 外側がガラス製の丸い瓶になっており、 

中に消火剤が入っているもので、火の中に 

投げ入れることで、消火をおこなうんだ 

そうです。

  

 昔からいろいろ発明されていたのですね。