ソチオリンピックが始まりました。
寝不足にならないよう気を付けないと
いけないですね。
それでは、財務分析をしてみましょう。
記載問題で、昨年7月に処分が確定しましたが、
今回参照する2013年3月期の有価証券報告書
では虚偽の記載は訂正されているものとして
計算していきます。
上記ではっきりわかるようにオリンパスは
世界的な金融危機が起こった2008年度よりも
さらに売り上げが減少しており、損益も安定
しません。(2007年度の売り上げは約1兆
1千300億円でした)
さらに詳しく見るために、2008年度と
2012年度でのオリンパスのセグメント別
売り上げも見てみます。
横ばいであり、その他の事業はのきなみ売り
上げが減少しています。
関係はスマホの急激な伸びで世界全体で売上が
減少しており、有価証券報告書にあるように
モバイル端末販売関係の情報通信事業も
2012年度にカーブアウト(分割譲渡)してしまった
ため、2013年度はさらに落ち込みが激しいでしょう。