分析資料を調べて来ました。
分類記号を使用し検索したのでしょう。 上に特許庁の分類記号を
書きましたので、我々が調べた検索記号と比較してみましょう。
調査は、私の調査と同じように日本と海外でそれぞれ分けて
おこなわれています。 調査は2005年8月におこなわれており、
日本はPATOLIS、海外はWPINDEXという商用DBで検索して
います。
尚、上記の商用DBはそれぞれ検索式の書式が違いますが、
わかりやすいように書き換えました。 (海外検索では、日本を
「NOT」で省いたりしていますが、これらは省略しています)
まず、IPCですが、私と同じようにA61B1の内視鏡で検索
しています。(私も前方一致検索をしています。) 特許庁の
調査では、私が検索しなかった、A61B8/12という超音波関係
も調べられています。
最近は、患部の深さ方向の診断を超音波でおこなうという研究
開発がおこなわれており、特許庁ではこれも入れたのですね。
私のほうは、カプセル内視鏡技術で、まだそこまで行っていないため
これは入れておりません。
試しにこのIPCでカプセル内視鏡に絞り込んでみましたが、
数は少なく、「ビンゴ!」というものはありませんでした。
そのうち技術が進歩してきたなら、このIPCも入れる必要が
あるでしょう。
さらに、IPCのA61B/12だけでは、内視鏡以外のものも
ヒットするので、「endoscop」という前方一致を入れたの
ですね。
次に漏れがないように、FIとFタームも入れたようです。
Fタームは新しくなっているものもあるので、特許庁の
検索では、念のために古い分類と新しい分類で検索した
ようです。
ということで、我々の検索キーは間違っていなかった
ようですので、「英借文」は必要ないようで、引き続き
分析していきましょう。
次回へ続く