知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編2 検索してみよう!!

  

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 昨日からの続きでFタームコード4C161

添付してみました。

 

 表が大きすぎてよく見えませんので、

皆様はPMGSで確認してみてください。

 

 内部を詳しく見てみると関連するものが

ありますが、細かくなりすぎるような気が

します。

 

 ということで、日本での特許出願検索は、

テーマコード「4C161」のFタームでの

「挿入部DD07カプセル内視鏡」というので

検索をしていきましょう。

 

 皆様にも試していただけるように、最初に

IPDLで検索してみます。

 

 IPDLを開き、特許・実用新案検索の5番目、

「特許分類検索」というのを開きます。

 

 「分類指定」はFIFターム、資料型は「特許」、

「テーマ」は、「4C161」(半角)、「検索式」は

DD07」(半角)と入れ、「検索実行」を押します。

 

 下は、検索実行結果です。

 

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 そうするとヒット件数1605件と出ました。

(検索した日により数字は異なります)

 

 IPDLでは、検索が1000件を超えると、

リストを表示してくれません。

1000件の場合はリスト表示してくれます)

 

 したがって、内容を見るためには1000件までに

する必要があります。

 

 そこで数を少なくするために、「公知日/

発行日」というところの左側に「20050101

200511日)と入れてみましょう。 

 

 右側はいつまでという日にちを入れますが、

入れなければ現在までのものを検索してくれます。

 

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 数字はそれほど減って来ません。

 

 ということは、カプセル内視鏡は最近の

技術なのでしょう。

 

 それでは「20070101」ではどうでしょう。

 

 出ました。 916件になって、「検索実行」の

横に「リスト」ボタンが表示されました。

 

 このボタンを押すと、リストが表示されます。

 

 リストを見てみるとわかりますが、「特許

分類検索」では、残念ながら、登録特許と、

出願公開とは分けて検索できません。 

 

 さらに、どのような企業があるのかは、

ひとつひとつ見ていくほかありません。

 

 このため、私の方で、商用データベースを

使い、検索をおこなって、マップ化してみます。 

 

 

 2016年10月7日追記:

IPDLでは分類検索画面でしかFターム検索が

できませんでしたが、J-PlatPatになって、

テキスト検索画面からでもFタームで検索

できるようになり、どのような企業があるのか、

一覧できるようになりました。