知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

パテントマップ特許情報分析編2 カプセル内視鏡の分類コードは?

  

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 前回からの続きです。

 

 IPCの検索結果は上記のようになり

ました。

 

 FIも同じように検索すると、同じように

内視鏡でヒットして来ました。

 

 しかし、下記を見てわかるように、IPC

よりも詳しく出て来ます。

 

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 日本ではIPCをさらに詳しく分類して

いるのがこれでわかります。

 

 ところで、IPCFIも右欄の説明文の

左端になにやら点々「・」や「・・」

などがついていますが、これは画面上の

ごみが見えているわけではありません。

 

(左の欄の「・」はただのドットです)

 

 これは、分類の階層を表していて、

たとえば、A61B17/32,310は、その上の

A61B17/32をさらに細かく分類したことを

意味しています。

(今回は内視鏡を検索したものだけを表示

させていますので、上下の分類が合って

いないものも表示されています。)

 

 それでは、本日はFタームを調べてみま

しょう。

 

 IPDLPMGSでカプセル内視鏡と打ち込むと、

ビンゴ!、「4C161」というのが出て来ました。

 

 Fタームはさらに詳しく分類されていますので、

こちらはカプセル内視鏡がありそうです。 

 

それでは「4C161」をクリックして見てみましょう。

 

 ありました。 

 

 4C161DD07がそうですね。

 

 次回へ続く。