知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

みどりきくぞう君???

・ 商標登録5195345、5444219

標準文字商標「みどりきくぞう」

権利者株式会社四国総合研究所

指定商品: 

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 ということで、四国電力の研究開発

子会社、四国総合研究所さんで、2013

年から展開している農作物の病害を防ぐ

LED光源「みどりきくぞう」の光量を1.4

倍にした新製品を、10月から販売する

そうです。

 

http://www.ssken.co.jp/pdf/H290926_midori_press.pdf

 

http://www.ssken.co.jp/img/mk_a4.pdf

 

 特許番号なども以下に載っていますね。

 

http://www.ssken.co.jp/service/biotechnology/midori_tokkyosingai.htm

 

 みどりきくぞう君の緑色の光が、

植物などの病虫害を防いだり、生育

促進の効果があるそうで、減農薬や

生産省力化を売りに、植物工場や

農業法人などを開拓するそうです。

(と、新聞に書いてありました。)

 

 四国総合研究所さんは、四国電力

グループ会社ですので、植物の研究を

メインにおこなっているわけではなくて、

特許出願を調べると、以下のように、

やはり、電力関係がメインですね。

 

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 病害予防などの特許を調べると、以下の

ようなものがあるんです。

 

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 色をつけたのが、特許番号が書かれて

いるものですが、そのほかに、一番新しい

特許6203366は以下だそうですよ。

 

【課題】

 簡単かつ低コストで、薬剤を使用する

ことなく、加熱を伴わず、広範囲の農作

物に適用可能で、対象農作物全体に均一

な鮮度保持効果が得られる、農作物の

鮮度保持方法の提供。

 

【解決手段】

 本発明の農作物の鮮度保持方法は、

農作物に近赤外光を照射することを特徴

とする。前記近赤外光の波長は、700nm~

2500nmの範囲であることが好ましい。

前記近赤外光の照射光強度は、

0.1μmol/m2/s~10000μmol/m2/sの

範囲とすることが好ましい。

前記近赤外光の照射時間は、1ナノ秒

72時間の範囲とすることが好ましい。

 

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 こちらのほうは、近赤外光を使うそうで、

いろんな照射方法を考えているようです。