知財アナリストのひとりごと

特許情報分析・知財戦略をやさしく解説します

タニタさんのアルコールチェッカーEA-100

 タニタさんで、アルコールチェッカーを

発売したんですね。

 

飲酒時の新しいエチケット習慣に アルコールチェッカー「EA-100」を2月1日に発売|プレスリリース|タニタ

 

 Yahooショッピングを見ると、5,367円と

なっています。

 

 測定範囲は0.00~0.50mg/Lだそうですが、

以下の取説を見ると、0.50以上のときは

「OVER」の表示が出るそうで、0.50以上

というのは0.50も含むのですが、「0.50を

測定できるのか、できないのか、はっきり

しろい!」というところですね。

 

http://www.tanita.co.jp/cms/common/pdf/support/ea_series/ea100.pdf

 

 以下によると、0.15mg/L以上になると

飲酒運転で捕まるそうですので、別に、

0.50が測定できようができまいが、関係

ないですね。

 

https://matome.naver.jp/odai/2136625330210548801

 

 体重65Kgで缶ビール350ml入りを飲むと

アウチだそうですので、別にアルコールを

飲んですぐの方は、このチェッカーは必要

ないですね。

 

 まあ、お酒を飲んだ翌朝に、プロの運転手

さんとか(一般の方もそうですね)、必要

なのかもしれません。

 

 まあ、いつも酔っ払っている王花陣は、

この商品は必要なさそうですが、取りあえ

ずは、どんな特許出願なのか調べてみま

しょう。

 

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 タニタさん、2012年頃から、しこしこ研究

していたんですね。

 

 一番上の出願を見てみると、以下のように、

顔撮影で、替え玉行為を防止できるんだそう

で、今回の発売製品は、この簡易版家庭用

ですね。

 

【課題】

 呼気に含まれるアルコール成分のガス

濃度を被験者が中断することなく測定可能

とするとともに、測定被験者の通常時の

顔を撮影することによって本人確認を簡易にし、

替え玉行為を防止することができる呼気成分

測定システム、呼気成分測定装置、呼気成分

測定方法、およびプログラムを提供する

ことを目的とする。

 

【解決手段】

 呼気成分測定システムは、アルコール

濃度を測定するセンサと、撮像装置と、

撮像装置に撮像を行わせる操作部と、

操作部が操作されてからの経過時間を

計時する計時部と、計時部によって計時

された時間が所定時間内にある場合に、

センサが測定した測定データを有効とし、

新たな画像データの取り込みを禁止し、

計時された時間が所定時間内にない場

合に、センサが測定した測定データを

無効とし、新たな画像データの取り込みを

有効とする測定制御部と、を備える。

 

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